シャープなど、厚労省からワクチン保冷容器受注「4万個」

 日経電子版 2021年2月4日 16:07 から抜粋

シャープなどが開発した保冷容器

シャープと医療機器のスギヤマゲン(東京・文京)は4日、共同開発した保冷容器が厚生労働省から4万個の受注を受けたことを明らかにした。
新型コロナウイルスのワクチン輸送に使われる予定で、厚労省が無電源で使える保冷容器を大量採用するのは初めて。5月にかけて全国の接種会場などに配布される。

保冷容器にはシャープが液晶技術を応用して開発した蓄冷材を使う。

容器外側は発泡スチロール製で、内側の収納容器の素材を工夫することで2~8度の温度帯を12時間以上保てるという。超低温管理が必要な米ファイザー製などのワクチンを解凍後、各接種会場に輸送・保管する際に使われる予定だ。

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