山中にて幽人と対酌す 李 白 両人対酌して山花開く 一杯 一杯 復た 一杯 我酔うて眠らんと欲す 卿且く去れ 明朝 意有らば 琴を抱いて来たれ |
〔詩形〕 七言絶句 |
【語 釈】 |
【李 白】李白(りはく、701年(長安元年) - 762年10月22日(宝応元年9月30日)、中国盛唐の詩人。 字は太白(たいはく)。 飄々とした詩風から「詩仙」と後世の人は呼んでおり、杜甫と並び称される。 絶句の表現を大成させた人物でもある。 |
二人で向かい合って 酒をくみかわすこの山中には、花も卿をそえるかの如くに咲いている。 |
「一杯 一杯 復一杯」に気持ちを込めて、詠じてみたい。
(メディアプレイヤーで再生)